京都大学の山中信也教授のIPS細胞の発見を聞いた時、これは見事な発見だと思った。
最近、素粒子の分野でも驚くべき発見が行われている。
どちらも 科学がFXと隣り合わせの感じでの発見である。
紀元前3世紀ごろ, 秦の始皇帝が、徐副という人に命じて、不老不死の薬探しを命じた。
誰でも良く周知のことである。
IPS細胞の発見によって細胞のイニシャライズが可能であれば、これから50~70年も経てば”始皇帝は何度でも、生まれては老い、生まれては老いという彼の望みが叶うのかな?と思う。
一般に常識をはるかに超えた発見を発表する本人も不安だし、また他の人はそんな馬鹿なと言って信じることは出来ない。
発表した本人は、暫くは、氷の上を裸足で歩き回るような苦行の毎日を過ごさなくてはならない様な気がする。 しかしこのような過程を経た人が 本当の創造者かなと。
その後膨大なデータと, 組織で得た整然とした発表は、小さなつぼみを花咲かせたに過ぎない人と言うべきかなと。
騎馬民族、例えば欧米諸国等は、そういう非難に対するストレスは余り重く感じない。
場所を変えて時間の経過を待てばよい人たちである。
一方、農耕民族、例えば日本のようなところではそうはいかないだろうと思う。
農耕している土地を簡単には離れる事は出来ないから。
しかしこれからの若い人達は思い切って信じることを述べて、批判を仰ぐべきだと思う。
情報のグローバル化によって、 狭い一国の中で、苛めぬかれる事もないだろう。
マウナケア (大串 昭子撮影) |
前回の投稿に富士山の写真をアップした4日後に、文化庁は
世界遺産委員会に富士山を世界文化遺産として登録したという
ニュースが流れた。嬉しい限りである。
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