2013年4月25日木曜日

個の時代(5)


4月18日に述べた ”たらいの中の水の大きな揺らぎ” に飲み込まれない為の唯一の方法は,

一人一人が独特な個性を確立させる事ではないかと思います。私はそう考えている。 

その独特の個性の源は,自分の感性に基ずく物でも良いし、宗教であっても良い。 

可能性は,ダ・ヴィンチの様に、多岐に渡る事も出来るし、今はそのような事が出来る時代に

なってきた感じがする。

”地方には地方の花が咲く” これは私の口癖である。 地域にしかない独特なものに強く

惹かれる人は、地域企業を立ち上げる事も出来るし、その地域にしか見られない産物を

発展させ、世界に拡散させる事が出来る。

富士山            (大串昭子 撮影)


要は、 何に自分が目覚めるか? そして、その自分を確固とした一城に築きあげるかでは

ないだろうか? 

その独自性の確立は、原点に立てる時代だからこそ、周りを見渡せば、周りからいくらでも

吸収出来ると思っている。

未だ過渡期で、色々な問題はあるだろう。 しかし、大海を航海する船も、しっかりした自分のアンカーを持っていなくては何処までも流されていく。

豊かな個性の多数の集団が強調して、輝かしい時代を作り上げていくには、今迄の物質・利益中心の世界から、 心の世界に移っていくのが必須ではなかろうか?

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